塩分分析現地調査業務を行いました in 沖縄県本島内

 旧耐震建築物の建物老朽度をチェックするために開発した新ドリル工法!!

沖縄県で業務を行っている簡易耐震診断業務!令和に入り新しい事業が始まりましたので、内容を説明したいと思います。
耐震診断を行うときは、建物の外観チェック(コンクリート剥がれ、欠け、ヒビ割れ)などの不具合が無いか確認を行います。次に調査対象物件のコンクリートの成分チェックするため
コア抜きの業務を行うのが大前提ですが今回の新事業で、ドリル工法でコンクリートサンプルを採取し、沖縄県の建設技術センターにて塩分分析を依頼することにより既存の建物の劣化状況がわかる
工法です。まずは、既存建物の柱で軸方向のヒビ割れ(鉄筋の主筋、メイン軸を選定)いざ鉄筋探傷チェックを行い、コンクリートサンプルを採取するためドリルが鉄筋に当たらないように
再確認しながらマスキングテープで固定していきます。ポイントを決めて三段階(三回に分けて深さ5センチ程度でコンクリートサンプルを採取)で作業を行い、採取後は無収縮モルタル & 表面塗装
仕上で作業は終了~です。時間にして作業時間は約1時間程度です。

① サンプル採取前の事前確認のため軸方向のコンクリートヒビ割れの確認をいたします。

② 既存の柱の鉄筋の位置確認のため磁気探傷チェックを行います。

③ 磁気探傷チェックすることで埋設している鉄筋の位置確認を行いマスキングテープで固定します。

④ サンプル採取穴をマーキングしてドリルにて深さ3回、6箇所の穴をあけてコンクリートを採取いたします。

⑤ サンプル採取後の補修及び塗装までの作業を行い終了です。

↑ 無収縮モルタルでサンプル採取した穴に詰めていきます。作業時間は30分程度で終了です。

↑ 無収縮モルタルが固まったのを最終確認したところで、塗装仕上げになります。塗装はあらかじめ白系の塗装を準備しております。

⑥ サンプル採取後は、塩分分析を沖縄県建設技術センターへサンプルを提出

↑ サンプル採取した厚みごとにコンクリート粉を分けて、沖縄県建設技術センターにて塩分分析するため提出いたしました。試験結果が1週間後にはわかるので、その内容を基に報告書を依頼主へ納品
して業務は完了になりますが、塩分分析結果によっては建物の修繕計画を検討する判断材料にもなりますので、興味のあるかたはメールか電話での問い合わせお待ちしております。

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