築50年超 既存CB塀 耐震診断業務
既存コンクリートブロック塀の旧耐震建築物と同時に施工された塀の地震時に倒壊する事故が増えてきている中、民間工事での改修工事はまだ浸透していない状況である。公共工事で学校に隣接する民家は助成金対象と
して改修工事が行われておりますが、今回は沖縄県建築設計サポートセンター及び沖縄県建築課が企画した調査業務を請け負いましたのでその内容について簡単ではありますが説明したいと思います。
又、令和4年度では沖縄県建築設計サポートセンターではCB塀の耐震診断業務の受付を行っております。沖縄県の助成金で調査ができる内容ですので詳しいことは、098-879-1020までご連絡ください。
現 場 調 査
↑ 調査対象となるコンクリートブロック塀の調査で経年劣化による状況を調査いたします。ひび割れや破損、改修工事の有無のヒアリングや現況調査(目視検査)になります。
↑ 今回のコンクリートブロック塀の調査では基礎の立ち上がりの有無、コンクリートブロック塀のひび割れの劣化状態の確認をいたします。
↑ コンクリートブロック塀の調査で笠木の有無、経年劣化によるひび割れや欠損なども調査対象として確認をいたしました。
↑ 既存のブロック塀のぐらつきの確認をスタッフが力づくで押して確認をしてます。ぐらつきがあった場合、当社スタッフの力が強いかブロック塀の耐久性の低下がわかります。(笑)
↑ ブロック塀の鉄筋の間隔を調査しスケールにて縦方向や横方向について鉄筋の有無や配筋の間隔を確認しているところです。
↑ ブロック塀の厚みの確認をしております。基本、調査で収集したデータは耐震診断ソフトに入力を行い、耐震診断判定を行います。
↑ ブロック塀の傾きの確認をしております。基本、垂直方向は下げ振りを使用して採寸する誤差を測定して傾斜確認を行います。(+28mm)
↑ ブロック塀の傾きの確認をしております。基本、垂直方向は下げ振りを使用して採寸する誤差を測定して傾斜確認を行います。(28mm-36mm=+8mmの傾斜の誤差を確認)
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