築46年 RCB造 2階戸建て住宅 兼 店舗
今回の住宅診断(ホームインスペクション)業務は沖縄市にて調査を行いました。又、旧耐震建築物(昭和56年6月1日以前の建物)となっており老朽化も進んでいる建物となっておりましたので
簡潔にですか報告をしたいと思います。
検 査 内 容
↑ 屋外の軒下の状況確認を行いました。経年劣化による躯体の剥離や鉄筋露出もある状態です。又、軒下スラブの全体に剥離がある状態で危険性が高い状態です。
補修・改修というよりは、建物の解体を視野に入れて検討していたほうがよろしいです。
↑ 屋外の全ての軒裏は、剥離の状態がかなり進行しており建物を継続して使用する場合、安全対策などを徹底し使用することが望ましいです。
↑ 屋内天井裏を確認いたしました。やはり外部と同じくらい広範囲に剥離の状態が進行しているのがわかります。又、剥離予備群(写真参考)も多く見受けられました。
↑ 天井点検口から覗ける範囲を確認しているところです。コンクリートの剥離が進行しており、外部からの雨水の侵入による雨漏りも引き起こす可能性があります。
経年劣化というより、複合劣化に近い形で進行しているものと思われます。
↑ 室内天井に雨漏り跡を確認いたしました。原因として考えられるのが屋外から躯体へ伝わりひび割れや剥離のある箇所から雨漏りを引き起こしていると思われます。
↑ 建物の傾斜 6/1000以上ないかをレーザー測定器にて計測しているところです。今回は許容範囲内でした。
↑ 換気設備の動作確認や電気設備、給排水設備も住宅診断(ホームインスペクション)では対応しております。何か問い合わせがある場合、当社までご連絡ください。
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