住宅診断(ホームインスペクション)in 沖縄市

築  年 RCB造 2階戸建て住宅

今回の中古住宅 インスペクション業務は沖縄でも海側に近い建物を調査させて頂きました。沖縄の場合、塩害による躯体の劣化が山側よりも早いのが今回のインスペクションでも躯体の劣化の不具合が確認いたしましたので、海岸沿いにお住まいの方や、これから購入希望者の方など是非、躯体の劣化のメンテナンスは建物購入時から計画して住んで頂くことをお薦めいたします。
さて今回のインスペクションではどのような内容があったでしょうか、簡潔ではありますが調査担当:設計士である私が今回の説明をいたします。

検 査 内 容

↑ 調査時に外壁や窓廻りの確認をしていたのですが、屋根裏のちょうど雨樋に隠れて剥離を確認いたしました。外壁塗装の剥がれも確認。特に危険なのが躯体の露出状態がどれだけの期間放置されていたか?
外壁塗装の劣化などもありましたので、購入する際には外壁塗装の塗り替え時に躯体の補修は必ず行うこと!タダ上から塗装しただけでは補修として見なされないので再発する恐れもあります。

↑ 外部の開口部廻りの躯体の浮きを確認。これはアルミサッシを固定する際、溶接棒のスチールが雨水の侵入により内部で錆の腐食で膨張し躯体の剥離現象を引き起こしてしまった状態を示しております。
このまま放置しておきますと、アルミサッシ枠の変形が起き、開閉がスムーズに行えなくなります。そうなりますとアルミサッシの交換にまで費用がかさんでしまいますので初期段階で補修することをお薦めいたします

↑天井点検口から躯体の状態や木天井下地組の状況確認を行っております。躯体の剥離やひび割れ、雨漏りのシミ跡などが無いか確認を行います。

↑ 建物の付属する木製ヌレエンの使用状態の確認も行います。経年劣化により腐食や破損を確認。ここまでの状態ですと取替えを行い今後の使用目的に応じてリフォームでの対応をお薦めいたします。

↑ 大便器のタンク内のフロート弁の動作不良を確認いたしました。タンクに給水できないため動作不良という判定です。器具関係も当社ではすべて動作確認を行っておりますので、購入の際に動かないとか、水が漏れているとかの状況も前もって不具合箇所がわかるのでリフォーム計画の方には必見です。

↑ 天井点検口より換気扇の動作確認やダクトの外れが無いか状況確認を行いました。

※当社では検査を行い1週間以内には成果物を納品させて頂いております。おかげさまで問い合わせが多く当社も沖縄県内ではインスペクション業務内容が知れ渡り顧客の要望に沿って業務を行っておりますので
引き続きよろしくお願いいします。

 

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