築27年 RCB造 2階戸建て住宅
今回の物件は内装リフォーム済み物件の売買における中古住宅のホームインスペクションの業務を行いました。
外部、内部含め約1時間半の調査を行いましたので、その内容を簡潔に説明したいと思います。
検 査 状 況
↑天井点検口から換気扇のダクトの接続状況や躯体の劣化状況、白蟻の被害跡の有無の確認を行っているところです。特に今回は指摘箇所はありませんでした。
↑換気扇の動作チェックを行いました。操作スイッチは動作していますが、給気機能が正常に動作していないを確認いたしました。こういう場合は指摘となります。
↑床下点検口からの床組下地の状況を確認いたしました。床下点検口からの調査は基本、点検口からの見渡せる範囲が対象です。よく間違えられるのが床下潜って全て確認することと思われがちですが
インスペクションガイドラインでは目視範囲内で確認できることと記載されておりますので、ご理解お願いします。全て確認して調査を行う業者は白蟻業者になりますのでご注意!
↑シャワーホースからの水漏れを確認いたしました。当社では電気・水道を開栓して頂いた上で調査を行い不具合の有無の確認を行っております。
↑レーザー測定器にて建物の傾斜の確認を行っている状況写真です。水平方向、垂直方向含め建物の傾斜の有無の判定を行っております。
↑屋上はリフォーム工事にて防水塗装が施されており、特に問題はありませんでした。
↑外壁のひび割れを確認いたしました。補修跡もありますが再発の恐れもありますので、外壁塗装の塗り替えをお薦めいたします。
↑鉄骨下地の錆汁跡を確認。バルコニーの下地材にもなるので経年劣化による腐食防止のため錆止め塗装や錆の除去をお薦めいたします。
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