中古住宅購入融資フラット35の制度を利用しての検査業務
金融機関より業務依頼を受けてフラット35 適合証明検査業務を行ってまいりました。当社では中古住宅適合証明業務 建築設計事務所として登録されており沖縄県内の金融機関より検査業務を受けており
設計担当者が現場でチェック内容に基づき対応しております。
又、適合証明検査内容についても、申請者に対してアドバイス等を行い現場検査して特に問題ないようであれば、その日に適合証明書を発行して金融機関へ書類を提出させて頂いております。
又、フラット35Sという融資枠の中で、手摺設置(浴室及び室内階段にそれぞれ1か所に設ける)工事も施工班で対応しております。
今回は築3年の中古住宅を検査行ってきたので、簡潔に報告したいと思います。
検査状況として外部・内部の検査実施
↑ 外部の開口部廻りのコーキングの劣化状況を確認しております。今回の検査では特に不具合になるような箇所はありませんでした。細かくヒビ割れを起こして劣化している場合は指摘事項になります。
検査前に必ず、事前に検査員に相談することをお薦めいたします。
↑ 外壁に関しては主にひび割れやコンクリートの欠損がないか確認を行います。ひび割れの度合いも0.5mm以上のひび割れが対象となります。判定するにはクラックスケールを用いて検査を行ってます。
↑ 建物の傾斜確認を行っております。水平・垂直方向に対してレーザーレベルにて計測して建物の傾斜確認を行いました。±0で特に問題はありませんでした。
↑ 天井点検口から目視できる範囲内を確認いたしました。雨漏りや木部の腐食やシロアリの被害はありませんでした。
↑ 床下点検口がある場合、目視で確認できる範囲内を確認いたしました。湿気が高いためカビが生えておりますが機械換気設備を新たに設けることを提案いたしました。
↑ 天井換気扇の動作確認を台所、便所、浴室を確認いたしました。動作不良や異音などもありませんでした。
以上 検査を終了し不具合等がなければ、書類を作成し金融機関へ提出いたしました。
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