沖縄県の旧耐震建築物 調査
今年で4年目に突入しました。沖縄県の業務で簡易耐震診断+塩分分析調査業務が終了いたしました。
年々、旧耐震建築物(築年月日が昭和56年6月1日)以前の調査依頼が増えてきております。やはり建物の老朽化は、確実にやってきます。また最近は地震も増えつつある沖縄!建物の耐震化も考慮
されて新耐震基準でも改定が行われている状況です。また世間では耐震化というものを耳にしますが、そもそも建物を耐震化することで頑丈な建物になるイメージが多いかと思われますが、
そこが違うんです!! 建物の耐震化することで建物の倒壊時間を稼ぐことを意味しております。建物はどんな処置を施しても壊れますので、いかに避難時間を稼ぐことができるかがポイントになり
ます。また旧耐震の建物の場合、構造的にも弱いため、耐震化や建物の建て替えなども視野に入れて検討することをお薦めいたします。
そこで!!「簡易診断(簡易耐震診断)・塩分分析調査」を沖縄県の事業の中で対応しておりますので、詳しいことは「沖縄県建築設計サポートセンター」のHPをご覧ください。
当社では、調査を主に行っております。
建物の老朽化を知る上でもっとも重要な調査のお薦めは「塩分分析調査」業務です。柱よりコンクリートサンプルを採取しコンクリートの成分の中に塩分濃度がどれくらい混入しているのかで
鉄筋の腐食度がわかります。結果内容は報告書にて提出し、内容も説明を行っております。
簡易診断は、建物の外観チェックにて建物の大きさ、高さ、含め老朽化、構造的なひび割れの有無を調査を行い減点方式にて建物の耐久性の判定を行います。
建物を調査する3拍子(調査済・要注意・危険)を判定するのも簡易診断です
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