簡易診断業務 in 宮古島

簡易診断業務(簡易耐震診断)を宮古島の戸建て住宅の調査

今回、離島である宮古島へ簡易診断業務を行って参りました。
当社では、依頼者側が沖縄本島以外からでも、調査依頼があれば対応できるよう心掛けております。
但し、飛行機運賃は依頼者側負担になりますので、ご了解お願いいたします。
その際には、別途見積もり提出の上でご検討する形をとっております。

簡易診断の業務範囲としては、旧耐震建物(昭和56年6月以前)を対象として沖縄県の助成金で行っている事業です。
30年度の予算も2月いっぱいで終了。来年度事業においても検討中なので、業務依頼される場合には沖縄県の建築指導課の
ホームページをご覧ください。

築41年 RC造 2階建て店舗兼住宅

↑ 柱のコンクリートの浮きを打診棒にて確認しているところです。築年数もあるので構造的には劣化現象があります。
外壁塗装などで長期メンテナンスすることでコンクリートの劣化を防止することができますので
ヒビ割れなど引き起こす前に一度、外壁塗装の塗り替えなど行いましょう。

↑ 柱のコンクリートの浮きを打診棒にて確認しているところです。ヒビ割れもないのですがそのまま放置しておくと
ヒビ割れなどが起きて雨水の侵入により侵食が起きコンクリートの爆裂(剥がれ落ちる)が起きますので
メンテナンスなどで事前に防ぎましょう。

↑ 壁にヒビ割れがあり、クラックスケールにて測定しているところです。この状態になりますと
鉄筋が錆びて膨張しコンクリートを割れて建物の状態を段々悪くしていきます。この状態になりますと
割れたコンクリートは全て叩き落として修繕していく施工方法となります。

↑ 外壁塗装の劣化により外壁から剥がれているところを確認しているところです。簡易診断では建物の躯体の状況、外壁塗装
屋上防水の劣化の状況も確認して簡易診断報告書にて提出しております。

※簡易診断で建物の躯体の状況確認も行いますが、既設建物の横増築・上増築があった場合のケースには
また判定が代わり、点数により判定結果が変わってきます。一度調査する前に増築の内容について再度ヒヤリング
させていただきます。ご了解のほどよろしくお願いいたします。

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