住宅診断(ホームインスペクション)in うるま市

築36年 RCB造 2階戸建て住宅

沖縄県うるま市の中古戸建住宅の物件購入にあたり、今回インスペクションの依頼があり対応してきましたので、簡潔ではありますが説明したいと思います。
当社は沖縄県内であればどこでも対応しております。また離島への問い合わせもありますが、現在コロナ感染の制限はなくなりましたが、感染が完全になくなったわけではないので当社では引き続きコロナ感染
予防対策を実施し、月内のコロナ感染者数の統計数字を確認しながら離島への対応を検討し依頼者様にはご了解の上で対応させて頂いております。
引き続き離島への問い合わせも行っておりますので、ご相談・メールお待ちしております。

診 断 内 容

↑ 躯体の劣化に伴い厚みの薄い躯体はひび割れや、鉄筋の腐食の影響を一番受けやすいので出窓などは特に注意が必要です。最悪、アルミサッシの開閉不良を引き起こすことも・・・・・

↑ 二階の庇スラブ下にも躯体の剥離を確認。沖縄の中古住宅のバルコニーや屋根、庇は基本、防水塗装が行われていない物件が多く経年劣化とともに躯体内部では酸性化が起きやすくまた、塩害による
劣化も起きやすい環境にありますので、インスペクションでは現状の建物状態を把握することで建物の維持費にどれくらいかかるのか?検討するのもよろしいかと思います。

↑ 屋上スラブの裏にも躯体の剥離を確認。現場は海に近いということもあり、内部鉄筋の腐食も考えられますので進行が酷くない状況の中での修繕・補修をお薦めいたします。

↑ 開口部の下部にも剥離があるのを確認いたしました。この状態が更に悪化しますと開閉の不具合がおきアルミサッシの変形にも繋がりますので、同じような物件があった場合には注意が必要です。

↑ 天井点検口から見える範囲内にて躯体の状況や木天井の不具合などの確認を行います。基本、天井内や床下内の中に入ってまでは行いません。天井が壊れたりする恐れがあるためです。

↑ 天井内の躯体にひび割れを確認いたしました。下図の天井のシミ跡と同じ場所になります。インスペクションでは躯体の状況で雨漏りの有無が一番のポイントになりますので、築年数がたとえ古くても
外部の修繕・補修を第一優先で中古住宅を購入することをお薦めいたします。

↑ 上記で示されております。シミ跡の確認をいたしました。インスペクションでは原因はどういうことで引き起こされているのか?引き起こす原因の恐れになるのか?を当社では調査報告書にてアドバイス
いたしております。

↑ インスペクションでは、建物の傾斜測定も行っております。レーザー測定や下げ振りなどを使用し建物の傾斜の有無の調査を行っております。

建物調査で気になる方は当社にて建築士がおり電話でのご相談等も受付しております。

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