築11年 RCB造 2階戸建住宅
久しぶりにブログ投稿です。忙しさを口実に更新するのを怠けていてすいません。さて毎月暑い沖縄!!そろそろ10月になるシーズンですが当社ではインスペクション依頼の問い合わせが多い中、インスペク
ションとはどういうことを行っているのかを周知目的でブログで情報発信しております。
ホームインスペクションとは、第三者の設計士が既存状況調査技術者の資格を取得しまた、既存の建物の構造に熟知している方を推奨し調査を行って建物の健康診断を行っております。
なので売買目的のお客様、居住しているお客様から依頼が多いです。
さて今回は建物を所有しているお客様から現状の建物の不具合の有無を確認するためインスペクションの依頼を受け対応いたしましたので、簡易的ではありますが説明をしたいと思います。
インスペクション内容
↑ 外壁塗装仕上げになっており、手に塗装面を当てると白いチョーキングと呼ばれる塗装の塗膜の劣化を確認いたしました。沖縄の場合、5,6年から塗装の劣化が起き始めると言われております。
原因は紫外線!日本全国に比べ沖縄の場合、紫外線の量が激しいため経年劣化が早いと言われております。新築であれば10年!中古住宅の場合は定期的な観察を行い状況に応じて外壁塗装のメンテナンス計画
していくことをお薦めいたします。
↑ 屋上も昇降設備があればチェック対象として調査を行っております。防水塗装の施しの有無、防水塗装の剥がれの有無、現状コンクリート仕上での劣化状態を確認し依頼者へ報告しております。
↑ 外壁のひび割れ補修跡を確認いたしました。物件にもよりますがブロック造の場合の表層ひび割れ、コンクリート流し込みの外壁のひび割れの発生の仕方は、対照的にひび割れの発生が違いますので
調査時点で判断を行ってアドバイスを行っております。
↑ 外装タイルの打診棒によるタイルの浮きやひび割れを確認しております。今回は経年劣化によるひび割れ、ひび割れからの雨水の侵入でタイル面の接着面が浮きひび割れの度合いが酷くなってきている
状態を確認いたしました。
↑ 各階ごとに設置されております、天井点検口から躯体内部にてひび割れや剥離、雨漏りの跡がないか確認を行っております。また換気扇とダクトの繋ぎ込みの外れなども確認を行っております。
↑ 天井点検口は検査対象として全てチェックを行いますが、居住中の場合、ベット・家具などで確認が出来ない状況があった場合は調査対象外としております。
※ 家具などをむやみに移動し破損などが起きた場合、保証が出来ないのでご了承ください。
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