築44年 RCB造 2階戸建住宅
今回のインスペクション業務依頼は旧耐震建築物(昭和56年6月1日以前)の建物を調査いたしました。またリフォーム済み物件ということもあり、躯体の状況や新設で設けた設備機器の動作確認含め調査をいたしま
したので、簡易的ではありますが検査内容を説明したいと思います。
検 査 内 容
↑ 外壁はリフォーム工事にて塗り替えが行われておりました。また窓廻りのコーキング廻りも施されておりましたので、目視範囲内での調査として不具合はありませんでした。
↑ 天井点検口から躯体の状況や換気ダクトの欠損や外れなど、また木下地に雨漏り跡や白蟻の被害跡の有無の確認を行いました。
↑ 換気扇及びダクト、天井木下地の取り合い部にて木下地組がダクトと緩衝しているのを確認。この場合、適切な方法として天井下地をカットして換気扇やダクトの機能を低下させないための処理が必要です。
↑ 天井点検口から屋根スラブ下に躯体の剥離を確認いたしました。鉄筋の錆による腐食も確認。インスペクションでは指摘項目になります。建物の改修工事おいて内装や外装も含め躯体のひび割れや剥離がないか
先に調査を行い工事を進めていくことをお薦めいたします。
↑ 他の箇所も気になりチェックしたところ剥離箇所を発見。目に見えない箇所も可能な範囲であれば当社では調査を行います。その中で今回、別の場所でも躯体の剥離を確認いたしました。
↑ リフォーム内装工事にて処理方法の指摘になります。リフォームを行っても跡処理が?っていう箇所もあります。当社では施工による不具合箇所なども報告書にて説明を行っております。
※ インスペクションは購入前、購入後、又、リフォーム済み物件なども調査対象として対応しております。その際には電気・水道の一時的な開栓をお願いしておりますのでご協力よろしくお願いいたします。
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