住宅診断(ホームインスペクション)in 沖縄市

築27年 RC造 2階建て中古住宅

今回のインスペクションはRC造の中古住宅を業務依頼がありましたので、簡潔にではありますが内容を説明していきたいと思います。ところでインスペクションってどこまでの調査を行うの?って御存知で
しょうか?インスペクションとは基本、目視検査で外壁、天井裏、床下点検口、内装を確認いたします。オプションで電気・水道の動作確認まで行うことができ、建物の健康診断で状態を知ることができる
検査になっております。

検 査 内 容

↑ 躯体にひび割れを発見。インスペクションでは躯体のひび割れ幅が0.5mm以上ないか確認を行っております。今回は0.2mmのひび割れ。でもこれで安心してはいけません。経年劣化とともにひび割れ幅
が広がって雨水の浸入に繋がる恐れがありますので早期発見時に修繕・補修をお薦めいたします。

↑ 2階バルコニーの床面と外壁面の取り合い部を確認しております。床面は塗装で躯体の劣化防止対策を行っているようですができれば外壁立上り100mm以上塗ることをお薦めいたします。推奨として
防水塗装~。また外壁材と躯体のコーキング劣化も確認しております。コーキング目地も含め修繕対策を行って建物全体の劣化を遅らせる計画を行っていくことをお薦めいたします。

↑ 窓廻りのコーキングの劣化を確認いたしました。雨漏りの要因箇所は屋根からの雨漏り、次に外壁、次に河口部からと言われております。但し、インスペクションで全ての開口部廻りをチェックできる箇所には限りがあります(高所にある窓)ので抜粋して行います。

↑ バルコニに設置されている手摺等のぐらつきなども確認を行っております。今回はアルミ手摺の一部のビス固定不良を確認。ぐらつきや破損に繋がるため修繕・補修を推奨しております。

↑ 天井裏も確認を行っております。条件として天井点検口が設置されている箇所が検査対象。又、目視範囲で確認できる範囲が対象となります。但し居住中の場合、天井点検口が設置されていてもベットや
家具などが設置されているときは、検査対象外となります。なぜかといいますと検査する際に移動による破損等によるトラブルを避けるためです。なのでインスペクションを行う際には検査員から居中なのか?
空き家なのか?ヒヤリングを行っておりますので検査依頼者様、ご協力よろしくお願いいたします。

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