築12年 RC造 平屋戸建て住宅
今回は、売買済み物件をホームインスペクション業務を行い購入されたお客様に報告書内容を提出させて頂きました。築浅物件ということもあり躯体の状況や内装部分含め対応いたしました。
当社では居住中の場合、コロナ感染予防対策として入室前は必ず消毒を行い、調査する建物内でも密にならないよう対応といたしますので、居住中のお客様、立ち合い希望のお客様、ご協力お願い
いたします。
↑ 住宅診断では屋根の状況確認も行います。但し、足場等を使用してまでの調査は行わず、危険性が伴う調査を基本行いませんのでご了承ください。屋上へ登る階段や簡易的な梯子で登れる箇所
からの調査対象としております。
↑ 屋根へ上っての調査でコンクリートスラブにひび割れが起きているのを確認いたしました。外壁塗装の劣化も確認しており躯体の熱膨張によるひび割れが起きているので雨水が侵入しやすい状態
となっております。応急処置でも構いませんので修繕することを推奨いたします。
↑ 目視範囲内にてひび割れの度合いが大きい場合、0.5mm以上が指摘範囲内になります。今回は0.9mmとなっており指摘とされるひび割れ幅を測定いたしました。
↑ 外壁塗装も見た目は特に問題が無いように見えますが触ってみると外壁の塗膜の劣化がおきているサイン!チョーキングと言われている現象が確認されました。
↑ 窓廻りのコーキング劣化を確認いたしました。築年数6年若しくは紫外線の多く当たる面ほど劣化スピードは速いため経過観察の上で補修することをお薦めいたします。特に沖縄の場合、紫外線
の劣化は本土より数値が高いため修繕対策は早めに計画していたほうがよろしいです。
↑ スチール庇に飛来塩分による塩の付着を確認いたしました。鉄部に塗装が施されておりますが溶接部などが弱点になりますので経過観察の上で付着した塩分は取り除き、錆の発生を抑制すること
が望ましいです。
↑ 躯体と床タイルとの取り合い部の浮きや剥がれを確認いたしました。経年劣化による不具合が起きている状態です。浮いた箇所はなるべく取り除き補修・修繕することをお薦めいたします。
↑ 木部の柱は塗装され腐食防止対策が施されておりますが軒裏の木部は素地仕上げとなっております。紫外線の照り返しにより日焼けいたしますので軒裏も木部の経年劣化の対策を推奨
↑ 内部の天井点検口から目視で確認できる範囲で躯体の劣化状況や木部の下地の状況を確認いたしました。
↑ 設備関係も当社ではチェック対象として対応しております。動作確認なども行い事前に不具合箇所などもアドバイスいたします。又、調査内容につきましては報告書にて説明しております。
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