築10年 木造 2階戸建住宅
今回の物件は、沖縄県北部にあります。今帰仁村の中古戸建住宅のインスペクションを行って参りました。
沖縄では最近普及しつつある木造住宅の建物調査を行ってきましたので、簡易的てはありますが説明したいと思います。
↑ 外部におきましては木造の場合、躯体部分が基礎に該当いたしますので、躯体のひび割れは剥離、欠けなどの有無がないか建物4面と水切り下地材の換気口の設置、目詰まりの有無を確認しております。
↑ 木造の場合の外壁はサイディング張りを主体とした工法が主です。外壁材の剥がれや欠けがないか確認をいたします。目視確認ですので、2階部分の外壁面で目視できない場合は双眼鏡などを使用して
調査を行います。
↑ 外部につきましては外壁材や窓廻りのコーキング処理が行わている物件ですとコーキングの劣化の有無を確認しております。コーキングの劣化があると雨水の侵入が起きやすくなり雨漏りの原因で内部の
木材の腐食や白蟻の被害に遭いやすくなりますので定期的なメンテナンスが必要なのでここはチェックポイントになります。
↑ 軒裏の天井材の剥がれや破損の有無の状況確認を行いました。
↑ 屋根材につきましては、目視範囲内にて確認できる屋根材の状況確認を行いました。屋根材の劣化による剥がれや破損の有無を現場にて状況確認を行いました。
紫外線による表層の劣化が起き始めてきているので、今後は経過観察と共に防水塗装や屋根材の張替えなどの計画を立てていくことをお薦めいたします。
↑ ウッドデッキ及び木手摺の取付状況を確認。手摺につきましては、経年劣化によるぐらつきを確認。転落事故防止のため修繕・補修が必要と思われます。
↑ 天井裏に点検口がある場合には、換気扇ダクトの外れの有無や白蟻の被害にあっていないか?蟻道の有無を確認することや、雨漏りがないか確認を行います。他、木造の金物の取付状況や軸組の破損の有無
を状況確認しております。
↑ 床下点検口が設けられている場合には、床下点検口から覗ける範囲内にて調査を行います。配管からの水漏れの有無、躯体のひび割れ、白蟻の蟻道の有無、木床組の欠損や構造物として不具合箇所の有無
を状況確認しております。
※インスペクションの調査時間は約2時間程度としております。規模に応じて費用も変動いたしますので、気になる方はメール若しくは電話にてご連絡の方、よろしくお願いいたします。
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