エントランス躯体 老朽化による解体・補修工事を行いました。
今回の工事内容は、居住空間の中で玄関入口に設けられているエントランスパーゴラの老朽化による撤去・補修工事を行いましたので内容の説明をしたいと思います。
築32年の建物で一度も外壁塗装も行われていない建物に付随する飾り壁、天井（通称：パーゴラといいます。）の躯体のひび割れや剥離が酷いため居住者との相談から撤去して補修工事を行うという流れで工事を
対応させて頂きました。
↑ 躯体同士でお互い違う動きをすることでひび割れや剥離が起きている状況になります。築年数からしても内部腐食が進行しているものと思われます。
↑ 剥離が進行し躯体の塊が落下してきそうな感じです。
↑ 躯体の剥離状況がよくわかります。躯体の剥離は通行者にとっても危険なものになりますので、躯体のはつりの範囲を居住者の方とも協議して工事を進めて参りました。
工 事 着 工
↑ 近隣の方にも工事挨拶を行い、いざ解体工事！
↑ 躯体の老朽化とともに解体工事を行っている作業状況です。鉄筋の腐食まではいっていない状況でしたが、躯体のコンクリートはだいぶひび割れや剥離等による劣化が進行していたと思われるくらい解体作業は
スムーズ行いました。
↑ 老朽化したパーゴラ部分は全て解体・撤去されました。既存のひび割れやはつり箇所は補修工事にて対応させてただきました。
↑ 剥き出しになった躯体箇所は無収縮モルタルによって補修処理を行いました。又、躯体で浮いた箇所はエポキシ樹脂注入により躯体の改修工事を行い最終段階の仕上げ塗装の作業工程に移りました。
↑ 塗装の下塗りの吹付作業が終わりました。
↑ 塗装の下塗りから始まり2工程での塗装工事作業が終わりました。パーゴラ付近のひび割れや剥離箇所は補修され最終仕上げ作業へ進みます。
↑ 上部もひび割れ範囲が多かったのですが補修作業を行い塗装工事にて対応とさせて頂きました。
↑ パーゴラの撤去・改修工事が終了し引き渡しを行いました。工期は約1週間程度で終了いたしましたよ。剥離やひび割れによる躯体の老朽化の解体・補修工事が終わって居住者の方も一安心ということで喜んで
頂いた工事になりました。
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