鉄筋コンクリート造 築2年 3階建て住宅
既存住宅瑕疵保険とは、築25年以内の中古住宅を示します。また建築基準法でいいますと新耐震基準適合建物。
建物は築10年間は、施工業者が建物躯体(基礎、柱、梁、床、屋根)を保証する義務がありますが
築10年過ぎた中古住宅は、瑕疵が無い住宅になりますので何か建物で不具合等が生じた場合は購入者の手元からの
費用負担になります。せっかく手にれた中古住宅を購入したのに出費が重なると痛手になりますよね
そこで利用して頂きたいのが既存住宅瑕疵保険の制度です。
※保険加入条件として
① 築25年以内の戸建て住宅
② 建築士の検査員が建物の検査を行い不具合箇所・指摘箇所が発見されなかった場合
※不具合箇所・指摘箇所が発見された場合は、是正処理を行い検査員の確認ができ次第、保険に加入できます。
※既存住宅瑕疵保険のメリットとして・・・
● フラット35(リフォームローン一体型)と同時に借り入れができます。(住宅資金購入費+リフォーム費用がセット)
● 住宅ローン減税が受けれます。(年間最大30万円、10年間で最大300万円)
※既存住宅瑕疵保険デメリットとして・・・
● 検査時に建物に不具合箇所や指摘箇所があった場合には、引き渡し前にも関わらず購入者負担の修繕費用がかかるケースが
あります。
検 査 状 況(換気扇動作確認)
↑ 設備機器に関しては、換気扇などを動かして動作確認や、異音がしていないかを確認を行いました。
検 査 状 況(天井裏・床下の確認)
↑ 天井内・床下内部に関しては、配管や躯体からの雨漏りなど木下地材の腐食がないか確認を行いました。
検 査 状 況(内 部)
↑ 室内に関しては、建物の床・壁の傾斜が確認を行いました。基準として1m離れた箇所からレーザー測定器にて
2点間の測量を行い、差が6mm以上の数値を超えていないか確認を行います。6mm以下だと施工時の許容範囲内の差なので
特に問題ありませんが、6mm以上の場合はなんらかの不具合等により建物が傾斜しているものと判定されます。
傾斜した建物だと既存住宅瑕疵保険には申込みができませんので事前に確認をお願いしております。
検 査 状 況(外 部)
↑ 外部検査につきましては、外壁躯体のヒビ割れ、コンクリート躯体の欠損がないか確認を行いました。
※リノプラでは既存住宅瑕疵保険業務(保険手続き・検査)を行っておりますので、詳しい内容について問い合わせする場合、
電話、メールにて検査担当者宛まで問い合わせください。
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