築29年 軽量鉄骨造(S造) 2階建て 戸建て住宅
今回は、不動産業者より住宅診断(ホームインスペクション)の業務依頼がありましたので、その検査内容について報告したいと思います。
築29年の鉄骨造の建物をチェックポイントとして、増築をしていないか?そこを確認いたします。鉄骨造の場合、増築部分からの雨漏りが多いためです。
また外壁塗装の劣化状態や屋上防水などの確認です。あとは給排水設備などを確認しながら検査を行ってまいりました。
外 部 検 査
↑ 外壁塗装の劣化状況の確認を行っております。白い粉状のものが塗装の劣化しているサインになります。この状態ですと外壁のひび割れなどがあった場合、雨漏りの原因の一つにもなりますので
注意しましょう。
↑ バルコニーの防水塗装の劣化の状態とスラブのひび割れの状態を確認しているところです。ひび割れは0.5mm以上が診断の評価としては悪い状態を示すことになります。また、下部が部屋の場合雨漏り
の原因にもなりますので防水塗装のやり替えやひび割れ補修をアドバイスいたしました。
↑ 開口部廻りのコーキングの劣化の状態を確認しているところです。外壁塗装も塗装の塗りなおしの時期にきておりますので、同時にコーキングのやり替えも行ったほうが雨漏り防止になりますので
メンテナンスすることをお薦めいたします。
↑ バルコニーの防水塗装の水膨れを確認いたしました。塗装の不具合でおきる症状です。こういう状態は一度剥がしてからやり直しになりますので施工する際には注意が必要です。
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