築41年 RCB造 2階戸建て住宅
今回の住宅診断は不動産売買時における資料として住宅診断業務を行いました。住宅診断は不動産業者で対応するのではなく、第三者の目線で建物の不具合があるのかをチェックしていく建築士が対応して
おります。ここ最近は、インスペクターの資格もございますが、国土交通省が指定している既存住宅状況調査技術者の資格を受けている建築士が住宅診断を対応していく形になっておりますので
依頼される不動産業者様、個人のお客様は確認してから依頼されることをお薦めいたします。当社では沖縄県内の住宅の構造(RC造・S造・木造)の種類を年間100棟あまり対応しております。
不具合箇所など、今後の建物のメンテナンスなどを適切にアドバイスもいたしております。
さて今回の物件は、旧耐震建物のになります。診断内容は簡潔に説明をいたしますので、興味ある方は電話もしくはメール等によりご問い合わせくださいませ。
検 査 状 況
↑ 玄関ポーチの床タイルと柱との隙間が経年劣化により隙間が大きくなっております。対応策として無収縮モルタル及びコーキングにて補修することをお薦めいたします。
↑ 躯体の剥離やコンクリートの浮きを確認しているところです。今回はひび割れや写真のような浮きを確認いたしました。築年数も41年ということもあり、外壁の塗装の塗り替えと同時に
ひび割れや浮きなどの不具合を補修することをお薦めいたします。
↑ 天井点検口より木天井下地の確認を行っております。木天井下地組の不具合や雨漏り、躯体の剥離などはありませんでした。
↑ 床下点検口から床下地組や床材の状況確認いたしました。場所によっては白蟻の被害跡がありましたので、白蟻の駆除を検討に建物の修繕が必要となりました。
↑ 収納スペースの床材に白蟻の被害にあっているのを確認いたしました。白蟻の薬の効果は約5年と言われておりますので被害にあって駆除を行う年より修繕メンテナンスを行っていくことをお薦め
いたします。白蟻の被害にあった場合、内装材や木下地関係も取替えを行う大規模な修繕に繋がりますので白蟻の予防はかかさず行っていくことをお薦めいたします。
↑ キッチンの排水管からの水漏れがないか確認を行っております。今回は排水の取り合い部からの水漏れが確認できました。又、システムキッチンも型式が古いため部品が無い恐れがあるため修繕より
取替えすることをお薦めいたします。
↑ 大便器の動作確認を行っております。旧式のウォシュレット便座の油漏れを確認と大便器の動作不良の確認をいたしましたので取替えをお薦めいたします。
↑ 外部からの強風による吹込みの雨シミ跡を確認いたしました。外部のステンフードカバーの傘が大きいものに取替えすることで解消されます。
↑ 正常な換気扇の動作確認を行っているところです。ティッシュペーパーの吸いつき状態により換気扇の動作確認を行いました。
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