築16年 RC造 平屋戸建て住宅
今回の建物は、売買前における住宅診断(ホームインスペクション)業務を行ってきましたので簡易的ではありますが、報告したいと思います。
↑ 屋根の状況確認を行いました。住宅診断(ホームインスペクション)は基本、目視検査となり足場等を設置せず状況確認ができる範囲内での確認をいたします。屋根の仕上のモルタルが部分的
に剥がれているのを確認、これは経年劣化、つまり紫外線によるものが大きいため躯体の老朽化対策としては防水塗装することを推奨しております。特に海側の住宅は外壁などの定期的なメンテナ
ンスを行わないとひび割れや剥離などの躯体の劣化現象が起きますのでご注意ください。
↑ 天井点検口から目視範囲内にて確認ができる木天井下地材や躯体のひび割れや剥離などが起きていないか確認を行います。
↑ 浴室や便所などの天井点検口がある場合も上記と同じ調査になりますが、換気扇のダクトの外れなども無いかを確認しているところです。
↑ ウッドデッキの白蟻による被害状況を確認いたしました。外部なので雨に濡れる箇所の木材を選定する際には外部に強い材料を選定することをお薦めいたします。
↑ 床下点検口が設置されている場合、目視範囲内にて木下地の不具合(白蟻の被害・木下地の適正な下地組なのか?)を確認いたします。
また排水管などがある場合、水漏れなどの有無も確認します。
↑ 水栓器具なども動作確認を行い、経年劣化による水漏れの確認や排水状態の確認を行いますので、住宅診断時には電気・水道の一時的な通電や開栓をお願いしております。
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