築28年 RC造 3階戸建て住宅
今回の住宅診断(ホームインスペクション)業務を行った場所は沖縄市中部にある中城村にて調査を行いました。依頼者からは雨漏り跡が天井部にあり状況踏まえて外部・内部・機械・電気含め
調査業務を行いましたので、簡潔ではありますが説明したいと思います。
検 査 内 容
↑ 玄関ポーチ天井部 木天井になっており紫外線の跳ね返しにより塗装の剥がれの確認をしました。素地の木天井は経年劣化による腐食があるため腐食防止のため塗装することを推奨しております
↑ 開口部廻りのコーキング劣化を確認。雨漏りの原因となる一つが開口部廻りのコーキング劣化になります。特に沖縄の場合、紫外線による劣化が本土と比べ劣化が早いためメンテナンスなど
を計画する上で必要箇所となります。又、瑕疵保険でも開口廻り、コーキング劣化によるものとして判定を受けた場合は保険対象外となりますので要注意です。
↑ 天井部に雨漏り跡を確認いたしました。原因を調べるには天井点検口からの目視範囲内による調査になります。
↑ 天井木下地材に屋上スラブからの雨漏りが原因でシミ跡を確認いたしました。長期間にわたり雨漏りの痕跡ある場合、木下地から張替えすることをお薦めいたします。
↑ 屋上スラブにひび割れを確認いたしました。ひび割れとシミ跡の位置が合致したため原因特定に繋がりました。屋上はコンクリート仕上なので沖縄の紫外線による躯体の劣化も早まりますので
防水塗装にて躯体の劣化防止対策することをお薦めいたします。
↑ 当社でのインスペクションがドアなどの動作確認も行い不具合の有無を報告書に記載しております。この場合、劣化による施錠が腐食により破損しておりました。
↑ 当社では換気扇などの動作確認も行います。吸気能力の低下やダクトの外れが無いかなどを行います。チェック対象は必ず天井点検口があることが条件となります。
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