築25年 RC造 2階戸建て住宅
今回の業務依頼は、中古住宅の売買における重要事項説明の資料として住宅診断を行い住宅の不具合、有無の確認のため診断業務を行いました。
よく聞かれるのが診断業務は時間どれくらいかかるのか?という質問ですが2階建てで150㎡の建物であれば約1時間で作業終了いたします。
ただし、居住中や電気・水道の一時的な開栓・通電が無い場合は、時間は約2時間かかりますので、ご了承ください。
検 査 内 容
↑ 外壁塗装の劣化に伴い窓廻りのコーキングの劣化を確認いたしました。外部からの雨水の侵入が一番多いのが窓廻りからの不具合があります。内装リフォームを先行に行うケースが多いので
雨漏りしてしまう箇所も最優先で行うことをお薦めいたします。
↑ 軒天井の雨シミ跡の確認です。よく不具合起きるケースとして屋根の防水の劣化によるルーフドレン廻りからの雨漏りです。屋上防水も新築の場合、10年ですが中古住宅の場合、躯体の劣化も築年数
と共に進行しております。定期的な目安として中古住宅の場合、6年経ってから防水塗装の劣化が始まっておりますので防水塗装や外壁塗装などのご計画も進められることをお薦めいたします。
↑ 天井材に雨シミ跡の確認をいたしました。外壁側にある場合、屋上からの雨漏りではなく、天井裏にある自然換気口からの強風時による吹込みが多いので建物購入する際には換気口もチェックです。
↑ フローリングの劣化です。特に合板フローリングの剥がれの原因として考えられるのがバルコニーからの雨水をそのまま放置してしまい水分が床材に浸み込み劣化が進んだと思われます。
↑ 給排水設備の確認を行っているところです。給水管からの経年劣化による水漏れを確認いたしました。器具の交換時期にもきておりますので、ご検討お薦めいたします。
↑ 天井点検口からの木天井下地組の不具合や白蟻の被害にあっていないか確認を行いました。又、躯体の剥離やひび割れによる雨漏りも無いか確認をいたしました。
※報告書は約1週間後には提出いたしましたので、急ぎの方は先にPDFにて送ります。
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