住宅診断(ホームインスペクション)業務 in 本部(パート2) 

 築13年 RC造 3階戸建て住宅

住宅診断(ホームインスペクション)本部、第二弾!今度は築10年少々の物件を診断業務を行って参りました。海側でもあり塩害による劣化が無いか心配ではありますが簡易的に報告内容を説明したいと
思います。設備機器や給排水設備の交換時期にもなっている状態な建物ですので、ポイントとしてその部位も調査を行いました。

検 査 内 容

↑ 外壁塗装の経年劣化による剥がれを確認いたしました、沖縄の場合、紫外線が立地条件によって建物の劣化が左右されるケースが多いです。特に海側の建物につきましては定期的な建物のメンテナンスが
必要なので修繕計画を立てていくことをお薦めいたします。

↑ 海側の建物の場合、すぐ劣化が始まるのがスチール系の材料です。5年以内には錆が発生いたしますので、錆止め塗料で修繕・補修をお薦めいたします。

↑ 屋上の太陽光パネルのスチール架台も新築時は特に問題はありませんが経年劣化を起こしやすいのがスチールなので今後はコンクリート屋根との接続部分からの塩害による雨漏りや躯体の劣化が進行
していくと思われます。沖縄の場合、特に塩害地域の建物は防水塗装や外壁塗装の塗り替えを定期的に行っていくことが必要です。

↑ 屋上スラブの躯体の劣化が塩害により表面のモルタルの剥がれが起き徐々に浸食していくので今後は防水塗装を行っていくことをお薦めいたします。

↑ 天井の無い住宅ですので、躯体の劣化状況を内部から確認ができました。特に問題はありませんでした。

↑ 経年劣化や湿気などで表面の仕上げ材が剥がれているのを確認いたしました。合板フローリングなので表面の一部が剥がれた場合、張替えとなります。材料の選定も設計段階でアドバイスを受けることを
お薦めいたします。

 

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