住宅診断(ホームインスペクション)in 南城市

築42年 RCB造 平屋戸建て住宅

今回の業務依頼は、当社のホームページからの問い合わせの個人からの問い合わせで住宅診断を行いました。旧耐震建築物(昭和56年6月以前)の建物を示す建物となります。購入前の診断業務依頼でしたの
で床下、天井裏など給排水設備含め対応いたしました。簡潔ではありますが診断状況を説明したいと思います。

検 査 状 況

↑ 天井点検口からの状況確認をしているところです。木天井下地の不具合や白蟻の被害、躯体のひび割れやスラブ下剥離が無いか確認を行いました。

↑ 床下の状況確認を行っているところです。床下地組の束柱と言われている箇所に角材で支持されているため床荷重に耐えきれず外れているのを確認いたしました。この状態ですと床のきしみやたわみの
不具合を引き起こすので床下地からの補強、修繕することをお薦めいたします。また束柱の下には必ず束石を設置したほうが直接湿気が木束柱に伝わらず腐食なりにくくなります。

↑ 玄関ドアと内装材との取り合い部のコーキング処理がされていないのを確認いたしました。仕上げ段階での不具合なのでコーキングの充填することをお薦めいたしました。

↑ LDKの床フローリングの変形を確認いたしました。原因として考えられるのは床下(地盤面)からの湿気及び床下換気ができておらず湿気が溜りやすい環境にあることが考えられます。
対策としては適所に換気口を設置し床下の湿気がこもらない対策することをお薦めしております。

↑ 外壁面の多くにひび割れ補修跡を確認いたしました。外壁面はコンクリートブロック積みとなっているため表面のモルタル、ブロック目地との間でひび割れが生じているので外壁塗装時に補修するこ
とをお薦めしております。定期的な外壁補修する建物はこういう現象はあまり起きにくくなっております。

 

 

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
電話で問い合わせる