築12年 RCB造 平家建て 戸建住宅
今回の物件は中古住宅でも築浅物件を対応させて頂きました。また沖縄県内でも海岸の近隣エリアとなっており鉄筋コンクリートでも定期的なメンテナンスを行っていたか?また劣化が進行しているのか?
を確認させて頂くことになりました。さて今回のインスペクションではどのような結果になったでしょうか?簡潔ではありますが検査内容にて説明したいと思います。
検 査 内 容
↑ 外壁にひび割れを確認いたしました。今回の物件は外壁がコンクリートブロックで形成されており表面はモルタル+塗装での仕上となっておりました。今回は表層モルタルや塗装の劣化によりひび割れが
起きた可能性が高いため修繕・補修にて指摘コメントをいたしました。主要構造部の外壁と言われるのはコンクリート流し込みの場合を示すので、インスペクションする時は要注意です。
↑ こちらでも、外壁の表層ひび割れが起きている状態を確認いたしました。
↑ 屋上の状況確認を行っているところです。また手摺壁は厚さ100mmのコンクリートブロックで積まれているのを確認。沖縄の場合、海側に近いエリアだと塩害による経年劣化、紫外線による劣化
で躯体劣化は進行していきます。そこで屋上防水や外壁塗装は新築当時から施した建物と施していない建物とでは劣化進行がだいぶ変わります。
↑ 屋根のコンクリートブロック壁の目地から石灰化(エフロエッセンス)が露出しており躯体内部の成分が経年劣化ともに流れ出てきている状態をしめしております。耐久性にも影響及ぼす可能性が高いため
外壁塗装や防水塗装は定期的に修繕・補修することをお薦めいたします。
↑ 天井点検口が設置されている場合には、全て確認できる箇所は全て確認をいたします。主に雨漏りの有無、躯体の劣化の有無、白蟻の被害にあっていないか?などを確認しております。
↑ 換気扇の動作確認や、ダクトの外れを確認を行いますので、電気などの通電は依頼者側にてお願いしております。
↑ 内部の状態も確認しております。今回は床材の腐食による剥がれやシミ跡を確認いたしました。合板フローリングになりますので張替えになります。
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