住宅診断(ホームインスペクション) in 本部町

築25年 RCB造 平家戸建て住宅

今月もコロナ感染の中、沢山の問い合わせ頂き誠に有難うございました。さて今回も沖縄本島をかけまわり住宅診断(ホームインスペクション)の業務を行ってまいりましたので報告したいと思います。

今回は沖縄でも海側に近い建物を調査して参りました。築25年の建物となり外部躯体の劣化状況やアルミ建具の劣化状況が気になります。

検 査 状 況

↑ 窓廻りの状況確認を行いました。塩害を受けやすい場所にあるためアルミサッシ枠の溶接棒取付箇所が腐食することで躯体の剥がれを確認いたしました。塗装の塗膜の剥がれも影響しており
今後の外壁塗装の塗り替えや屋上防水塗装など、グレードの高い仕様で対応することをお薦めいたします。

↑ アルミドアの塩害に一番腐食しやすい箇所から劣化を起こし破損しているのを確認いたしました。ドアのシリンダーまで影響受けているため開閉不良を起こしております。
こうなった場合は、建具の交換となります。

↑ 天井裏の確認を行いました。雨漏りや躯体の劣化による剥離などはありませんでした。白蟻などの被害もなく通気性が高いのが確認できました。

↑ 築25年にもなりますと、配管廻りの劣化があり水漏れを確認いたしました。機器の取替えも約15年過ぎた時点で配管の交換や設備機器の交換時期にきているのでリフォームの検討も必要です。

↑ 排水管からの水漏れを確認いたしました。内部も経年劣化があります。定期的なメンテナンスを築10年過ぎたあたりからは、外部・内部チェックしてみるのも建物の老朽化防止に繋がります。

↑ 換気設備の老朽化による吸気不足を確認いたしました。換気扇は動作しておりますが吸気能力が低下しているので浴室の換気が湿気がこもり易くカビの発生が多くなります。
この状態になった場合、交換時期にきております。大体、機器の交換時期の目安が15年くらいになりますので修繕・点検などを行う必要があります。

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