築6年 木造 2階戸建住宅
今回の物件は、築浅の中古木造住宅のインスペクションの実施を行いました。沖縄県内では数十年前から木造住宅が浸透しつつある中で対応した物件を調査を行いました。簡潔ではありますが調査内容において
検査ポイントを紹介したいと思います。
検 査 状 況
↑ 木造の場合、外壁はサイデイングボードと呼ばれる厚さ15mm程度のセメント板材を張り付けている状態なので、コーキングの劣化や外壁材の剥がれ、欠けなどがありますと外部からの雨水の侵入により
雨漏りや内部の木材の腐食や白蟻の被害に遭いやすくなるため定期的にメンテナンスすることをお薦めいたします。
↑ 木造の場合、コンクリート部分は基礎しかないので躯体のひび割れや剥離などの有無の状況確認を行います。築浅ということもあり指摘はありませんが今後予測できることは、コンクリート素地仕上げ
ですと経年劣化により表層からのひび割れが起きやすいので塗装などを施すことを念頭に入れていたほうがよいでしょう。
↑ 軒天井の剥がれや欠損の有無の状況確認を行いました。今回は指摘はありませんでした。
↑ 内部についてですが、雨漏りによる腐食や雨シミ跡、白蟻の被害の有無、建具類の破損の有無を行います。今回は建具の化粧シート剥がれを確認いたしました。
↑ 天井点検口から目視で見える範囲内にて雨漏りの有無や白蟻の被害跡の有無。木下地組の状況確認を行いました。
↑ 天井点検口から確認事項は機械換気設備のダクト接続の有無、物件によってはダクトの外れなどの確認があります。ここはチェックポイントの一つにもなります。
↑ 給排水設備でも排水管からの水漏れの有無を確認しております。当社では電気設備、給排設備などの動作確認も行いますので、ご協力よろしくお願いいたします。
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