築6年 RC造2階戸建て住宅
今回は個人のお客様より住宅診断の業務依頼があり対応させて頂きました。ホームインスペクションは新築・中古戸建て住宅関係なく対応しており、お客様や不動産業者からの問い合わせが多くなってきております。また構造(RC造・S造・鉄骨造)関係なく当社では対応させて頂いております。今回は築浅物件ということもあり、不具合的なものがどのようなものなのかも含め簡潔に説明したいと思います。
検 査 内 容
↑ 打診棒にて外部擁壁と一体型の手摺壁のひび割れを確認いたしました。経年劣化によるもののひび割れと擁壁と一体型の手摺壁なので、基本、擁壁と手摺壁はスリットにて切り離して施工で対応しないと常にひび割れが起きやすい状態となっております。ひび割れ補修でも適切に対応しないとひび割れが引き起こしやすい部位となっております。
↑ 玄関床タイルの一部、タイルと床スラブの密着度が低下しているため、打診棒にて検査したところ、浮きを確認いたしました。
経年劣化により剥がれやすくなるため経過観察により修繕がでてきます。
↑ レーザー測定器により建物の傾斜確認をします。基本、1m離隔距離した場所から2点間測定により6mm以上の測定値がないかを確認いたしました。今回の建物につきましては±0の結果でした
↑ 天井点検口がある場合、天井裏の躯体の状況や雨漏りの有無、換気扇ダクトの不具合などの確認をいたしました。
↑ 換気扇の動作確認を行っているところです。不思議とテイッシュペーパーで対応しておりますが実は、これ!マニュアルなんですよ。笑。テイッシュペーパーは軽い紙質なのでこの方法で検査を
行います。
↑ 給排水設備のチェックも行います。なので診断時には電気・水道の一時的な開栓や通電をお願いしております。
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