中古住宅 RC造 2階建て 築10年
今回は、宜野湾市の不動産から住宅診断(ホームインスペクション)のご依頼がありました。
築10年の物件なのですが、今回はその中でもピックアップした内容で住宅診断(ホームインスペクション)とは
どういった検査を行っているかご説明したいと思います。
外 壁 検 査
↑ 手で直接外壁を触るとチョーキング(白化現象)が起きているのを確認いたしました。
この現象が起きると外壁塗装の塗り替え時期を示すサインと言われております。
この状態を放置しておくと外壁塗装の塗膜がコンクリート躯体を保護機能が無くなり劣化していきヒビ割れや、鉄筋の腐食に
繋がる原因を引き起こす恐れがでてくるのでメンテナンスする際には
我が家の外壁を触ってこのサインを確かめてください。
↑ 塗膜とコンクリート躯体との間に空気層ができ水泡ができた現象が起きているのを確認いたしました。
この現象が起きると外壁塗装が剥がれおち、コンクリート躯体の劣化が早まりますので、この現象がおきた場合には
外壁塗装の塗り替えをお勧めいたしております。
↑ コンクリートスラブが白くなっているのがコンクリートの浮きです。この場合は表面を削り取り鉄筋が錆びているので
あれば、サビ止め補修を行いモルタル補修をし防水塗装で仕上げる方法がお勧めです。
↑ コンクリート壁の縦配筋の検査を行っているところです。探傷試験で赤くなっているところに鉄筋があるのがわかりますよね
確認事項として300mm以内に配筋されているか確認作業を行いました。
↑ コンクリート壁のクラック(ヒビ割れ)具合をクラックスケールにて測定を行っているところです。
確認事項として0.5mm以上のヒビ割れが確認いたしましたので、補修をしないとこの隙間からコンクリート躯体や
鉄筋の腐食に繋がるので補修をお勧めいたします。
機 械 換 気 設 備 検 査
↑ 換気扇の動作確認を行いました。テッシュペーパーを用いて給気・異音の確認を行いました。
今回は換気扇類は特に問題ありませんでした。
この記事へのコメントはありません。