RC/木造 2階建て戸建て住宅 築28年
今回は、個人からの住宅診断(ホームインスペクション)について業務依頼がありましたので、内容ご紹介したいと
思います。今回は混構造(違った構造体が2種類以上で建物を造られたもの)を住宅診断を行いました。
外 部 検 査
↑ 基礎の立ち上がりの鉄筋探傷チェックを行いました。基準チェックとして300mm以内(30cm以内)に縦筋が配筋されて
いるか確認を行っております。
↑ 基礎部にコンクリートの浮きの確認をしているところです。コンクリートと鉄筋との間に錆が発生して
膨張して鉄筋がコンクリートを押すことにより、コンクリートの浮きが発生します。今以上に悪化しないよう修繕すること
オススメいたします。
↑ 窓まわりのコーキング劣化状況を確認いたしました。コーキングが劣化起こしますと劣化箇所から雨水の侵入により
内部造作の腐食に繋がります。今回は、コーキングの劣化はありませんでしたので特に問題ありませんでした。
↑ 外部に面するタイル箇所も確認を行います。特にチェックする項目としては、ヒビ割れ、タイルの浮きの確認を行います。
今回は問題ありませんでした。
内 部 検 査
↑ 換気設備の確認も行っております。検査時には通電のお願いをしております。換気扇の動作確認、異音がないか吸気能力
の劣化状況を全て確認をおこないます。
↑ 換気設備の確認も行っております。検査時には通電のお願いをしております。換気扇の動作確認、異音がないか吸気能力
の劣化状況を全て確認をおこないます。
↑ 天井裏も確認を行います。今回はRC造(柱・梁)のヒビ割れの確認、雨漏りによる内部造作の腐食がないか
又はシロアリの被害にあってないかなどの確認を行いました。
↑ 床の傾斜の確認も行います。1mの離隔距離に対し2点間の測定ポイントでの誤差が6mm以上の傾きがないか
確認を行い、またフローリングの傷などの不具合がないのかも確認を行いました。
この記事へのコメントはありません。