住宅診断(ホームインスペクション)in 中城村

築20年 RC造 2階建て戸建て住宅

今回は、新規の不動産業者からの住宅診断の依頼がありましたので、対応いたしましたので診断内容を簡潔にまとめ状況説明したいと思います。
基本、業務依頼受ける前に事前に建物の情報を把握するため、建物の平面図、建物の築年月日がわかるもの(建物登記簿謄本、確認申請書など)、土地の面積(土地の登記簿謄本)をご用意していただく必要が
あります。その書類をご用意頂き住宅診断のスケジュールを調整し日程が決まります。詳しいことは電話、メール等で説明いたしますのでご気軽に問い合わせくださいませ

さて今回の住宅診断の内容は、、、、、

外 部 検 査

↑ 築20年の建物ですと1回も外壁塗装のメンテンナンスを行っていない場合、こういう外壁の塗装の塗膜が劣化して粉状になって衣類や手など付着する現象をよく見ると思います。
これをチョーキングといって塗装業界のなかでは、よく知られている専門用語です。この現象があった場合は外壁塗装の塗り替えをお薦めしております。外壁の躯体を保護する意味でメンテナンスは必要ですね。

↑ 外壁塗装の塗膜の劣化と同時に開口部廻りのコーキングのひび割れの劣化を確認いたしました。ひび割れが起きるとそこから外部からの雨水の侵入により内部木製窓枠や壁面に雨漏り跡をよく見ます。
今回も内部には雨水の侵入した跡がよく見られましたので、補修とコーキングのやり替えを外壁塗装と同時することをお薦めいたします。

↑ 躯体の壁、大梁にひび割れを数か所発見いたしました。ひび割れに測定スケールでひび割れの幅を測っております。住宅診断の基準では0.5mm以上のひび割れが指摘対象となりますが
今回は0.45mmの予備軍なのですが推奨としてひび割れ補修項目にあげて指摘事項の報告とさせて頂きました。

↑ 玄関の軒天井の木部の日焼けを確認いたしました。日焼けをした木製天井は傷みやすいので劣化スピードが早くなりやすい状況となります。木製塗料で保護することで長持ちいたしますので
今回の診断では指摘事項として報告いたしました。

内 部 検 査

↑ 天井点検口から木天井下地の状況、雨漏りしていないか確認を行いました。今回の物件は問題ありませんでした。

↑ 1階和室の床下から状況確認を行いました。シロアリの被害や給水・排水管の水漏れがないかを確認いたしました。今回の物件につきましては特に問題はありませんでした。

↑ 機械換気設備の動作確認を行っているところです。住宅診断では、電気の通電・水道の開栓を検査時のみお願いをしております。換気扇の吸気不足や動作不良の確認、コンセント類、照明スイッチの正常に作動して
いるか確認を行うためです。

↑ 和室の障子紙の破れや、壁ビニルクロスの破れ、床の傷などを確認を行います。住宅診断では内装の汚れや傷などの確認も行い修繕等のアドバイス等も行っております。

 

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