築21年 RC造 2階建て戸建て住宅
今回も中古住宅購入する際にフラット35(固定金利)を利用する場合、書類審査及び現場の状況調査による検査業務があります。その中で現場の調査を当社では検査業務を行っております。
当社には建築士が在籍しており、マンション・住宅を検査を行い証明書を発行しております。
今回は住宅の検査業務なので、改修・住宅診断(ホームインスペクション)、既存住宅瑕疵保険の検査業務の棟数をこなしている建築士が対応いたしました。今回はその一部の検査内容をお伝えしようと
思います。
外 観 検 査
↑ 適合証明検査でも実は外壁のひび割れも確認を行います。ひび割れ幅を測るクラックスケールを用いて基準値である0.5mm以上のひび割れがないか外観チェックを行いました。
↑ 窓廻りのコーキングの劣化(ひび割れ)がないか開口部につきましては確認を行います。
↑ バルコニーの防水の状況や、現況のコンクリート仕上げがひび割れやコンクリートの浮きなどがないか確認を行います。
※ 外観検査確認におきましては、チェック表に基づき行い特に指摘のある現場ではありませんでした。
内 観 検 査
↑ 建物内部につきましては、電気・水道の通電、開栓していることが条件で検査を行います。換気扇の動作不良等があった場合、不適合となり審査も通らないので融資が受けれないとなってしまいます。
↑ 水道も水漏れなどがないか確認を行います。これって住宅診断や瑕疵保険と同じ検査内容じゃないですか?って思う人もいらっしゃると思いますが基本チェック内容は全て同じなんです。
↑ 検査内容で不動産の方も気になるポイントが建物の水平・垂直の測定検査です。基本の考え方は1mの離隔距離に対して2点間測定の誤差が6mm以上の測定基準を超えていないことを確認します。
↑ フラット35の検査内容で手摺の設置することによりフラット35Sという融資が受けれるようになります。5年間の融資利率が優遇措置を受けれるようになりますのでここは、チェックポイントですよ
↑ 手摺設置の要件としては、2か所あります。2階建て住宅の場合は内階段に1か所、また浴室に1か所設けることが条件です。写真のように手摺のサイズもありますが基本、サイズの指定はありません。
上記の内容を全てクリアした物件でしたらフラット35 適合証明書を発行し、中古住宅・中古マンションなどの融資を受けることが可能です。ご検討の方は要チェックです。
何かわからないことがあれば、当社までご連絡頂ければアドバイス等行います。
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