今回は新築の物件を住宅診断の依頼が個人様からありましたので、対応いたしました。
新築だと住宅診断(ホームインスペクション)の役割として引き渡し前までに建物の不具合箇所
を外部・内部・設備・電気関係をチェックすることにより施工業者へ不具合箇所として是正を行う判断材料になることと
お客様の不安材料を取ることができる住宅診断にもなりますので中古住宅ではなく新築住宅も対応いたしております。
快適に過ごせる生活を与えるのがリノプラが行う住宅診断(ホームインスペクション)の役割と考えております。
新築 木造2階建て住宅
沖縄ではこの2、3年の間に木造住宅が人気で建売住宅・注文住宅で市町村により沢山の新築の建物が増えてきていますね。
リノプラでは構造に関係なく住宅診断(ホームインスペクション)業務を行っております。
さて今回の住宅診断した現場風景を紹介したいと思います。
外 部 検 査
↑ 開口部廻りのコーキングの施工状況の不具合がないか確認を行いました。まだクリーニング前なのでコーキングの汚れが
アルミサッシ枠に所々見受けられました。
↑ 外部サイデイング(外壁材)の継ぎ目や欠けの施工不良がないか確認を行いました。建物外壁全体を確認いたしましたが
特に問題ありませんでした。
↑ 外部サイデイング(外壁材)と基礎立ち上がりコンクリートとの間にある水切り裏の状況を確認しております。
建物全体に換気口(ガラリ)が設置されておりますので、汚れやコーキング等により塞がれていないか確認を行いました。
↑ 基礎立ち上がりコンクリートの鉄筋が建築基準法に基づき300mm以内に適切な間隔で配筋されているか確認を行って
おります。鉄筋の反応があった場合、画像のような赤く反応を示します。
↑ 基礎立ち上がりコンクリートの鉄筋が建築基準法に基づき300mm以内に適切な間隔で配筋されているか確認を行って
おります。測定して確認を行っているところです。特に問題ありませんでした。
内 部 検 査
↑ 換気扇の動作確認を行っているところです。ティッシュペーパーを用いて吸い込みの確認を行っております。
今回は排気ダクトとの接続の不備が確認できましたので引き渡し前までに修繕をお勧めしております。
↑ 換気扇の動作確認を行っているところです。ティッシュペーパーを用いて吸い込みの確認を行っております。
便所の壁付換気扇についてですが特に問題ありませんでした。
↑ 水道水の状況確認を行っているところです。赤錆(中古住宅のみ)水漏れ(新築・中古住宅)などの確認を行っております。
特に問題ありませんでした。
↑ 床下点検口があればそこから覗いて目視で確認できる範囲の確認を行っているところです。
配管の水漏れがないか(新築・中古の場合)、白蟻の被害(中古住宅の場合)、床下地材の施工不良(新築・中古の場合)
の確認を行いました。今回は床下地組の床断熱材の一部が施工されていない箇所がありましたので引き渡し前までに
是正をお勧めしております。
↑ 便器の作動不具合がないか確認を行いました。水漏れや水の流れについて水を流して確認を行いましたが
特に問題ありませんでした。
↑ 建物の傾斜を行いました。水平レーザー測定器(機械測定器)を用いて傾斜していないか確認を行っているところです。
1mに対し0.6cm(6mm)以上ないか確認を行いました。今回は2点測定の差が0.1mmなので特に問題ありませんでした。
↑ 天井点検口がある場合、点検口から見える範囲を確認を行いました。雨漏れや雨漏りの跡がないか確認を行いましたが
特に問題ありませんでした。また木造の継ぎ手金物類も適切に配置固定されておりました。
※報告書作成5日以内に作成の上、長期修繕計画書も今後の修繕にかかる費用なども記載しておりますので
将来修繕する上で、積立やリフォーム計画を立てる上で検討資料になりますのでご活用くださいませ
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