築20年 3階建て 中古戸建て住宅
今回の問い合わせは一般のお客様よりインターネットから申込依頼がありましたので、業務内容の説明や金額等含め了解した上で業務受付となりました。平面図と物件の床面積や築年数が判る資料等で受付いたしますの
で、購入したい新築物件や中古物件など対応しておりますのでご問い合わせお待ちしております。
今回は雨模様の中、住宅診断を行いました。基本、住宅診断(ホームインスペクション)をご希望するのなら、雨の日が一番ベストな日です。なぜかというと躯体の雨漏りや、屋根の水勾配で雨水の流れなどが把握できるからです。晴れた日が一番調査しやすいのですが、家のコンデイションを確認するのなら雨の日がベストです。こればかりは、運を天にまかせるしかないですが、、、、
今回も、簡潔ではありますが診断内容を説明していきたいと思います。
外 部 検 査
↑ クーラー及び室外機を撤去した際にクーラーキャップをし忘れているのを確認いたしました。放置しておくと外部からの雨水の侵入や害虫が入りやすい環境にあるのでクーラーキャップで対応したほうが
いいでしょう。クーラーキャップはホームセンターなどにも置いてあるのでサイズを測ってから購入しましょう。
↑ 給水管の鋼管の錆による配管の腐食を確認いたしました。錆の箇所から腐食しはじめて膨張し破裂に至るので水道業者に配管の取替えすることをお薦めいたします。
↑窓廻りのコーキング(防水性のあるゴム)の紫外線による劣化を確認いたしました。窓廻りの劣化が浸食しはじめると何が起きるかといいますと、外部からの雨水の侵入経路に繋がり窓廻りの木枠や壁に雨シミが
多く見られひどい場合は、木の下地が腐食しシロアリの被害に広まっていく恐れがあります。こうなる前に診断でチェックを行い是正のアドバイス等を行っております。
↑ 外壁を触ると白い粉が手に付着しているのがわかりますか?これは外壁の塗膜が紫外線による自然劣化によるものです。だいたい10年を目安に塗装の塗り替え時期を計画されることをお薦めいたします。
コンクリートの躯体を保護する意味で外壁塗装することは一番重要だということがわかりますね。
内 部 検 査
↑ 天井点検口があった場合、見える範囲内でコンクリートのひび割れやコンクリートの欠損、又、木下地の腐食の確認や雨漏りの状況の確認を行っております。
↑ 天井点検口があった場合、見える範囲内でコンクリートのひび割れやコンクリートの欠損、又、木下地の腐食の確認や雨漏りの状況の確認を行っております。今回は躯体の状況もよく天井内の自然換気の流れも
確認できたので状況としては特に問題はなかったですね。
↑換気扇の動作確認や吸気能力の確認のためテイッシュペーパーを用いて確認を行っております。吸気能力が正常だと上図の写真のようになります。
↑ 便所の換気扇の動力確認や吸気能力の確認を行っております。テイッシュペーパーを用いて確認を行いましたが吸気能力不足だということがわかりました。こういう場合、近い将来不具合で動作しなくなるので
その前に換気扇の取替えを推奨しております。
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