住宅診断(ホームインスペクション)in 恩納村

築5年 RC造2階戸建て住宅

今回の住宅診断(ホームインスペクション)は、恩納村にやってまいりました。
西海岸の海側の築浅物件を診断業務に行ってまりましたよ。また今回は不動産業者からの問い合わせで対応いたしました。
去年から宅建業法も一部改正されて売買契約時の重要事項説明書にて住宅診断等を行った場合、一緒に添付することが義務付けされてからこの住宅診断(ホームインスペクション)
の問い合わせが年々増加してきております。当社では国土交通省が定めている「既存住宅状況調査技術者」が住宅診断や建物現況調査を行うこととしております。
また「住宅診断」の実施件数は1年間で130件(令和元年度)となっております。詳しい内容につきましては、担当者からご説明いたしますので電話はメールにて問い合わせお待ちしております。
さて今回は築浅物件ですが住宅診断の内容につきまして簡潔に説明していきたいと思います。

検 査 状 況

↑ 開口部廻りのコーキングの劣化状況の確認です。立地条件や建物の形状にもよりますが外壁塗膜の劣化やコーキングの劣化が左右されます。今回の建物は庇が出ており外壁塗膜やコーキングの劣化は
ありませんでした。

↑ 基礎立ち上がり部の縦方向の鉄筋の配筋を確認しております。基準値は300mm以内に鉄筋が配筋されていることとされておりますが、今回の物件は200mm配置で配筋されておりました。

↑ 内壁にひび割れがあるのを確認いたしました。ひび割れ判定は熟練が必要です。今回は、間仕切り壁(コンクリートブロック壁)に仕上モルタル等で施工されており室内の温度や乾燥収縮による
ブロック積み目地表面のモルタルにひび割れが発生しておりました。構造体ではないので定期的なメンテナンスで補修できる内容となっておりました。

↑ 天井点検口からの内部躯体状況や天井下地等の確認を行いました。躯体にはひび割れは無いのがわかりますか?室内の内壁のひび割れとは関係ないのが天井点検口からも確認できました。

↑ 機械換気設備も確認を行いました。居住中であれば特に問題はありませんが空き室の場合、電気や水道が止められている可能性もありますので、診断時には一時的な電気・水道の開栓手続きをお願いして
おります。

↑ 給排水設備の確認を行います。給水管からの水漏れ、排水管からの水漏れが無いか確認を行います。

 

※ 後日、報告書作成の上、不動産業者様へ提出いたしました。

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
電話で問い合わせる