築16年 木造 2階戸建て住宅
今回は、不動産売買における住宅診断(ホームインスペクション)業務を対応することで沖縄県豊見城にある中古住宅を診断業務を行ってまいりましたので
簡潔ではありますが説明したいと思います。
木造って沖縄ではここ数年、RC造より建売住宅が多くなってきており購入希望者からは、沖縄に木造大丈夫?っていう問い合わせが多くなってきております。
そこで当社では、新築も、中古住宅も木造住宅のホームインスペクションを数多く取り入れて対応しております。
またコロナ感染予防対策として入居前に消毒なども行い作業中は密にならないよう業務を行っております。
診断時には、空き家の場合に限り電気・水道の一時的な開栓や通電を依頼者若しくは不動産業者 様にご協力をお願いしておりますのでよろしくお願いいたします。
診 断 業 務
1
↑ 目視範囲内にて外壁材の剥がれなどは見受けられませんでしたが、コーキングの劣化によるひび割れを確認いたしました。コーキングは元々、外壁材の取り合い部の雨水侵入に弱い場所に
コーキング材による手法で施工されてますが、紫外線に弱い材料となっておりますのでどうしても建物のメンテナンスが必要になってきます。タイミングは築10年超えたタイミングで修繕工事が
でてきます。
↑ こちらもコーキングの劣化を確認、場所によっては雨水の侵入も考えられますので要注意です。特に木造や鉄骨造は主要構造部が外壁材の内部にありますので劣化による不具合が起きた場合
取替工事も出てきます。
↑ 外壁材のビス固定が強すぎて外壁材の割れを確認いたしました。下地材に雨水の侵入の可能性が高いので軽視しないように修繕補修をお薦めいたします。
↑ 基礎の立ち上がり部に縦鉄筋が建築基準法で定められている間隔で配筋されているか探傷器を使って調査しているところです。赤く反応しているのが縦筋がある場所になります。
↑ 診断業務で天井点検口があればその範囲内を調査させて頂いております。屋根からの雨漏りの有無、白蟻の蟻道の確認や木下地の適切な間隔で施工されているかを目視検査させて頂いております
↑ 床下点検口から目視範囲内にて躯体のひび割れや剥離、鉄筋露出などの確認や配管からの水漏れ、蟻道の有無を確認いたします。
↑ 経年劣化による床材のキズやシミを確認いたしました。床材は天然木材なので研磨塗装にて新品に生まれ変わるので修繕することが可能です。
↑ 内壁材にカビが付着しているのを確認いたしました。沖縄での内装材で気を付けてほしいのが漆喰です。特に沖縄は湿度が高いため湿気を多く吸った内装材は湿気を多く含むためカビが発生
しやすくなります。できるだけ漆喰ではなく普通の塗装若しくはビニルクロスで仕上げ、換気対策することをお薦めいたします。
↑ 建物の傾斜確認を行いました。レーザー測定器により建物の水平・垂直方向を計測し6/1000以下を確認いたします。
※当社では住宅診断(ホームインスペクション)業務の件数が年間100棟越しており
RC造・S造・木造の建物種別関係なく対応しております。問い合わせは電話もしくはメールにてお待ちしております。
この記事へのコメントはありません。