築28年 中古2階建て戸建て住宅
■今回、沖縄県内の不動産業者様より中古住宅売買の件で住宅診断(ホームインスペクション)を導入して売買においての重要事項説明書に利用したいとのことで業務依頼を請けました。
中古住宅 築28年ということもあり既存住宅かし保険も視野に入れた物件で対応いたしました。
外部検査状況
↑ 屋上の防水劣化状況の確認や外壁のひび割れがないか確認を行いました。躯体でもモルタル押えのひび割れは構造躯体に関わる不具合に該当いたしませんので現場で物件により対応しております。
↑ 開口部廻りのコーキングと呼ばれる軟質系のシリコンが紫外線によりひび割れを起こしているのを確認いたしました。この状態では外部からの雨漏りの原因となるポイントなので不具合に該当
いたしますので、注意が必要です。
内部検査状況
↑ 住宅診断では開閉確認も行います。滑りが悪いなども住宅診断ではチェックをして不具合があれば報告書に記載しております。今回は滑車が上下のバランスがとれていないのでサッシ窓が斜めに開閉
しております。メンテナンス次第で対応できるレベルなので交換まではいかなかったです。
↑ 施錠するクレセント錠の金物の破損を確認いたしました。築年数が古ければ古いほど不具合は劣化として現れます。部品などの交換で対応でお願いいたしました。
↑ 床の傾斜確認や床のたわみがないか確認を行いました。床のリフォーム工事で床下地の湿気による不具合でたわみが生じております。写真ではわかりづらい部分もありますが
住宅診断では建物の傾斜確認含め、内部の不具合状況の確認も行い報告書まで作成を行い依頼者側に提出しております。
この記事へのコメントはありません。