RC造2階建て 築26年
今回は、不動産屋さんからの売買において住宅診断を利用することでお話があり、南城市佐敷の方まで行って参りました。
簡潔ではありますが検査内容をご紹介したいと思います。
外 部 検 査
↑ 外壁の塗装の劣化を確認しているところです。建物でも塗装の劣化が始まれば、築年数に応じて躯体のダメージは
影響してくるので、維持管理する上で外壁塗装の塗り替え時期の計画しましょう。
↑外壁塗装の劣化とほぼ同時に補修がでてくるのが窓廻りのコーキングの劣化です。外壁のヒビ割れの次にメンテナンスする上
でのキーポイントとなります。ここを怠ると外部からの雨水の侵入で雨漏りの原因へと繋がります。内装材のダメージ受けると
補修費用が重むので対応をしっかりすることをお勧めいたします。
内 部 検 査
↑開口部の外部コーキング劣化が原因で開口部木製枠から雨漏り跡を確認いたしました。外壁塗装の塗り替えと開口部コーキング
処理の修繕をすることで、雨漏りを防ぐことができます。
↑換気扇の吸い込み能力の確認を行っております。また電気を通すことで動作確認ができますので空き家などの物件につきまして
は不動産の方、個人のお客様は通電するよう事前に協力をお願いしております。
↑キッチンの換気扇のチェックも行いました。動作確認もできて吸気能力の低下もありませんでした。
↑洗面化粧台の架台内部を確認しているところです。湿気により内部が腐食しているので使用する上で支障でるので
洗面化粧台の取替えを勧めました。水洗金具などの不具合はなかったので、機器だけの指摘事項となりました。
↑水平・垂直のレーザー測定器により建物の傾斜の確認を行いました。1mに対して6mm以上の数値確認した場合、建物が傾いて
いる証拠になります。このチェックは、既存住宅瑕疵保険・フラット35適合証明検査と共通事項なので特に問題のない物件につきましては、既存住宅瑕疵保険やフラット35適合証明検査もお勧めいたします。
※住宅診断検査料は¥54,000(税込)フラット35適合証明検査、既存住宅瑕疵保険の検査・保険料につきましては電話での問い合わせにて対応いたしますのでご連絡くださいませ。
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