RC造3階建て戸建て住宅 築30年
今回は不動産業者からの売買時において住宅診断(ホームインスペクション)業務依頼がありました。去年の4月から宅建業法の
売買においての重要事項説明での住宅診断等を行った場合においては添付することを国交省で発表されてから早一年になりますが
住宅診断も今は不動産でも個人からの依頼も多くなってきております。新築時においての検査、中古住宅購入時、住んでいる場合にも住宅診断(ホームインスペクション)業務を依頼することができますので、御相談等あればご連絡ください。
内 部 検 査
↑壁から外部から雨の侵入により下地ボードが膨張し内装ビニルクロスが剥がれているのがわかりますよね?
こういうのも原因を住宅診断において追究することができます。今回は空調機器の配管のコーキング処理がされていない状態
なのを確認できましたので、その不具合と内装不具合を修繕していくことで問題が解消されるかと思います。
放置状態ですとそこからシロアリの被害にあう可能性が大なので未然に防ぎましょう。
↑ こちらも配管の隙間からの雨水の侵入により天井部分に雨漏りした箇所が確認できます。
天井材も一度、水に浸かってしまうと膨張して建材として再利用できないので取替えをお勧めしております。
↑ 配管からの水の浸入で天井の下地、仕上げ材のビニルクロスが剥げてきております。状況がひどくなる前に
止水と建材等の取替えをお勧めいたしました。
↑換気扇の動作確認を行っているところです。また確認する際には電気が通電されていることが条件です。
何が確認できるのかといいますと、換気扇の吸い込み能力、天井裏の換気ダクトの接続不良の確認を行っております。
↑開口部廻りのコーキングの劣化により雨水の浸入が原因でボード・内装ビニルクロスが剥がれているのを確認いたしました。
補修することをお勧めいたします。
外 部 検 査
↑窓廻りのコーキングの劣化(ヒビ割れ)の状況を確認いたしました。外壁塗装時に窓廻りのコーキングの打ち直しをお勧め
いたしました。
↑基礎の立ち上がり部の縦筋の配置間隔を確認しているところです。基本は300mmピッチ以内で配置されているのが条件なので
今回は特に問題ありませんでした。
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