築50年 RC造4階共同住宅
今回は、建物一棟を外観・内観を調査を行い躯体の劣化状況や雨漏り、給排水設備・電気設備などの確認を大規模な調査を行いました。
調査報告書も作成いたしました。今後の建物の使用頻度に応じて改修工事を行っていく内容になりました。
※建物調査につきましては、建物の登記簿謄本、間取り図を提出頂いた上で、見積もりをいたしますので気になる方はメール、電話にて問い合わせください。
検 査 状 況
↑ 建物の天井内を確認しているところです。ここは一部増築している箇所でもあり繋ぎ目から雨漏りしているのを確認いたしました。
↑ 外壁塗装の劣化により水膨れや剥がれなどを確認いたしました。躯体も経年劣化を起こし壁厚の薄い箇所から躯体のひび割れや剥離などの確認をいたしました。
↑ 主要構造部の梁の材軸方向のひび割れを確認いたしました。建物の主要構造部の一部がここまで劣化しているとなると使用する上で耐震改修が必要かと思われます。
建物の外壁塗装やひび割れ補修は定期的に行っていきましょう
↑ 天井からの雨漏り跡です。コケも生えているので常に雨漏りしている状態だったのがわかります。原因は上階のバルコニーと外壁との入隅部の躯体の隙間が原因かと思われます。
防水塗装も施されていない状態でしたので、今回の建物調査にて補修・改修工事を含め施工されていくことをお薦めいたします。
↑ 各階の給排水設備も確認を行いました。老朽化による配管からの水漏れなども確認いたしました。特に配管のメンテナンスは費用がかかりますので長期修繕計画などの作成を行い共益費(修繕積立金)
を行うことをお薦めいたします。
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