住宅診断(ホームインスペクション)in 恩納村

RC造 築40年 平屋戸建て住宅

宜野湾の不動産 様より住宅診断(ホームインスペクション)のご依頼があり、中古住宅売買において重要事項説明に必要な
書類の一部としてご利用するということで実施いたしました。今回は作業状況を抜粋し、住宅診断(ホームインスペクション)
とはどういうことをしているかお見せしようと思います。

外 部 検 査


↑ コンクリートの躯体(屋根スラブ)のコンクリートの剥がれを確認いたしました。鉄筋の露出でサビが発生してます。
屋根スラブは外部に見える部分にしか見えませんが、屋根全体に影響がでている可能性があります。
屋上に登れる階段や脚立で対応できる場合は、屋上に登りコンクリートの状況を確認できます。
爆裂補修(コンクリート剥がれ)の補修は外壁塗装とほぼ同額の費用となる可能性もありますので、リフォームで一緒に
外部・内部修繕する場合は、予算を多めに検討された上で計画されたほうがいいと思います。

また外壁塗装もヒビ割れ0.5mm以上の不具合に該当する内容の物件ではないのですが、外壁塗装の塗膜が劣化しておりますので
外壁塗装も今回の工事で塗替えをお勧めしております。

内 部 検 査


↑ 水廻りの確認をしております。チェック項目としては台所(キッチン)・便所・洗面所の給水・排水の配管からの
水漏れがないか、赤錆色の水が出てないか確認を行います。
検査時には、電気・給排水の不具合についても確認を行いますので、水道の一時的な開栓・電気の通電をお願いしております。

↑ 天井点検口から覗いて天井裏の確認をしております。チェック項目として躯体のヒビ割れ、コンクリートの剥がれ
雨漏りがないか、天井下地材の腐食がないか?白蟻の被害にあってないか確認を行います。
検査時には、天井点検口があることが条件です。各部屋にある場合、全て確認いたしますのでご協力よろしくお願いいたします。

↑ 建物の傾斜の確認をしております。チェック項目としてスケールにて壁から2m離れた箇所から壁に2m範囲内で2ポイントの
差を計測して建物の傾斜の確認の判断をいたします。壁の傾斜も同じ内容で測定を行います。

※基本、1mに対して2点の測定ポイントの差が6mm以上あった場合は、建物が傾斜していると考えられます。
ビー玉での計測は、基本いたしません。必ず水平・垂直レーザー測定器を用いて測定を行います。

※当社への住宅診断依頼の場合、ホームページの会社概要をご覧いただくか、ご問い合わせメールにてご連絡くださいませ

 

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